ローマ 個人TT 14.4km

 毎日スペクタクルだった、ジロの3週間もなんとか最終日。ほっとするような、淋しいような、、、
でも、最後までわからない最終日のTT。10時からJSportsみたら、もうちょっと前から始まってた。昨日のまとめは見たのでよしとする。。

湿度高いらしく、曇り。降ってないのねぇ、と見てれば、、、(いやご飯食べてるほうに気が行ってて)
気が付けば中間の選手の所で雨、、、コノヴァロヴァスがぎりぎりの良いコンディションでトップタイム。
ウィギンスが、途中良いタイムも、途中の雨で1秒差。後はそんなタイム出るわけも無く。
サストレのカメラでほぼ全ルート紹介。石畳区間多く、それもつるつる光る路面、思ったとおりこれは大変だわ、
しかし、雨は一旦上がって、日も差して路面も乾いてきた様子。上位のTT得意選手なら、タイムも更新するはず。
途中区間の石畳の減速もあるのか、トップタイム塗り替えるところまでは行かず。
そして、総合上位のスタートへ、とまた最後のほうに雨模様。なんとも、ローマの神様達は意地悪というか、悪戯というか、、、、

ディルーカは、通常バイクで攻めるようなライディング。対してメンショフは、TTバイクで淡々と重めのギアの高速ライディング。序盤はディルーカだが、持ち直すメンショフが後半速い。そのまま余裕と思えば、後1kmでメンショフ落車!
すばやいメカニックの対処でバイク交換して、あとは突っ走るメンショフ

そしてゴールライン通過。ジロ優勝。今日の最後のトラブル、3週間の厳しい争い、全部の思いが伝わるガッツポーズと表情。
ディルーカの全部やりきっての悔しさと終わった安堵と両方入り混じった表情のカットと。
感動的と言ってよい最後でした。本当に、今年のジロは、面白かったですね。

表彰台のメンショフの嬉しそうなのと、今までの表彰台と全く違う柔らかな顔のディルーカ。ペリツォティも終わった安堵の笑い顔。素敵な表彰台でした。

しかし、3賞の表彰も見れず、裏方ばたばたが、あいかわらずジロの終わり方なんですかね、、、