ジロ・デ・イタリア 第20ステージ ヴァルドリーノ-ヴェローナ

総合の最後の決戦、個人タイムトライアル。丘を二つ越えての43km。
天気は雨模様。思い出すのは、僅差のランスを追って猛追する、ウルリッヒの落車シーンか、、、
今回は、スタート地点はから、ゴールに向かうにつれ、コンディションは良くなって行く分、トラブルは出にくいか、、、

  • さすが、イタリア

また、今日も中継が30分遅れてスタート。しかし、主だった選手のスタートは当然後のほうなので、実質の影響はなし。解説市川さんで、少し緊張気味な実況白戸さん。つなぎの会話、今までのジロ総括な話もたどたどしい(それはあとあとに続く)

まずは、ボトロギがトップタイム、塗り替えるのはザブリスキー。このあたり、ワインの眠気であやふや。
15位のガルゼッリあたりから、気合入れなおして・・・

 スタートから、気合も入って、綺麗なフォームとケイデンスで、高速巡航のサヴォルデッリ。最初から映像見ても早そうなのが判る。あっという間に第1計測ポイント。トップタイム!
そろそろ、総合TOP10のスタートスタートの緊張した面持ちを写す(シモーニ除くw)も、ヘリカメラは、すぐにサヴォルデッリへ。Raiの中継スタッフには、かなり早いペースなのがきっと届いてたのだろう。15ステージの下りみたいに追っかけまくり。30秒以上も早い素晴しいトップタイムでゴール。

  • 上位の明と暗

 上位は、今日の優勝より、総合のタイム差のほうが問題。リッコはちょっと分が悪そう。まだTTは今後の課題になりそう。クネゴは、最初飛ばしすぎたか、放送でも言われてたが、見ていても後半は、かくかくとペダルを漕いでいる。シモーニも最初からペースが上がらず、やはりスタートの緊張感のなさは、そのままで、サヴォルデッリより3分以上遅いタイム。
逆にマッツォレーニが、リッコを抜いての2位タイムでジャンプアップ、3位に。
シュレックディルーカ、第1計測はディールカだったが、後半はシュレックが良いペース。しかし、逆転を許すタイム差はつかず、それなりのタイムでゴール。シュレックでも結構TTもいけるのか。

という事で、ガッツポーズのキラーが、ほぼマリアローザを手中に収めることに成功したよう。

  • 放送のツボ

 市川氏の、シートポジション解説、是非図入りで、ツールでやって欲しい。野球やサッカーで、ペンで解説するようなのを、自転車でも出来ないかしら?ツールの大きなスタジオなら出来そうだけど。
展開が暫く膠着な時に、スタジオ戻して、そういうのあってもいいな。(ワイプでライブは見せながら)

白戸さん、今日は特に選手の名前間違えすぎ。普段より更に多かったかも。市川さん誰と誰のことを言ってるのか、混乱して答えられないず、止まってました。栗村さんなら、訂正して解説してくれるけど、市川さんだと混乱させるだけだった。市川さんで、緊張しすぎちゃう?

サッシャVS市川は、喧嘩しそう。谷口VS市川は、話が続かなそう。で、市川解説には、白戸さんしか、無いと思ってるのだが・・・(関係者の皆さんすいません^^;)