ジロ・デ・イタリア 第17ステージ リエンツ-モンテ・ゾンコラン

このジロ最強の山岳コース、最大22%という恐るべき登りを迎えた、後半の山場(文字通り)。

  • さすがに、おとなしい展開。

 放送開始からベッティーニを含む逃げ集団が、5分ほど先行。それは許容範囲で、淡々と進むメイン集団。それは逆に、最後の登りに対する緊張感を、感じさせるもの。
時にサウミエルデュバルも先頭を牽いても、少し。リクイガスが基本で、ゾンコランの登りに向かう。
結構なハイペースでの入り、一気にメイン集団はブレイク。一緒に登り始めたペタッキもすぐに後方に、、、

  • 一気に引き離すべく

 シモーニがアタック。快調なペースで登っていく。ディルーカが、ペースに着いて行けず。そして、クネゴもじりじり遅れて。着いて行くのは、シュレッククレディアグリコルの誰?(実はピエポリだった)
快調そうなスピードで登るシモーニ、先行集団から落ちた選手を次々と抜いていく。ディルーカとのタイム差が見てる分には気になる。
しかし、ディルーカは淡々と登る、前のクネゴが良いターゲットみたい。前が離れない分、気持ちは切れてない。映像で見ても、シモーニとは、タイムは1分も離れてないところで登っている様子。。。

先頭のチオーニがばててきて、コドルがトップに!しかしシモーニのグループは速い!。その後ろにいたベッティーニもかわして、二人も一気に最後のかわして、3人が進む。
しかし、クネゴに追いついたディルーカも、タイム差はそんなに無い。

  • 最後の力勝負

 ピエポリとシモーニが最後に、シュレックを置き去りにして二人で、ゴール。当然この2人なら、シモーニが先頭で。ディルーカは、少し緩斜面になったところで、クネゴを引き剥がして、タイム差をつけ、シモーニとのタイム差を最小にすべく、ペースを上げて30秒後方でゴール。約2分のアドヴァンテージを、シモーニに対してTTの前に残すことに成功。


まだ、TTは残ってるけれど、ディルーカのTTなら問題ないか。。。
実績のないシュレックのTTがどうか、気になるけれど、CSCにいれば遅くは無いはず。
最終局面になるTTもまだまだ楽しみだ。