ジロ・デ・イタリア 第15ステージ トレント-トッレ・チーメ・ディ・ラヴァレード

総合を最も左右するといわれていたステージ。流石に見所のあるレースとなりました、、、

  • やはりクライマーステージ

 TJSportsの放送開始からアグレッシブな展開。最初の逃げ集団はあっという間に崩壊、気が付けば、後方から追い上げたリッコとピエポリについていけたのは本当のクライマーだけ5人ほど。メインの集団も、リクイガスのアシストが牽いてたのもわずか。総合優勝狙えるか、山岳ステージを狙える、メンバーだけ。本当に厳しい山岳というのが判る。

  • アスタナアターーック

 下りはイル・ファルコ、サヴォルデッリのオンステージ。RaiのGJ。でも、ちょい濡れの下り、サヴォルデッリにしては、本領の7割も位の走りだけれど、ヘリから映像GJ。そして、一気にメイン集団に追いついたと思えばマッツォレーニだけを引っ張って、最後手前の2級まで、うまく差を広げるのに成功。前日のマヨと今回のアシストの働きは、大きい。

  • それでいいのか、サミウエルデュバル

 先頭で逃げた、ピエポリとリッコ、1-2で勝ったのは良いとして、シモーニが大事な局面で働くはずではなかったのか?ディルーカが攻撃始めたのに、先に2人喜んでゴール。

 最後の見事なアタックで、シモーニも、クネゴシュレックも引き剥がして、タイム差獲得に成功。途中区間は自分のペースで無理せずに脚は残せてた訳で、そして逆に考えれば最終局面でリッコとピエポリのサポートは使えなくさせた訳で、一番近いタイム差のブルセギンもいなくなって、結局大成功のステージとなった訳でした。もう少しタイム差広がってれば、新人賞シュレッククネゴはリッコが気にかかって一緒に追ってやはり足使わな無いわけには行かない。

結果は、ディルーカの作戦は成功だったわけですが、休養日明け。今日はどうなりますやら
今日もある程度のコントロールリクイガスがするのか