グラナダ〜ラ・パンデラ 157.0km

 3日間の厳しい山頂ゴールも最終日、今日も放送最初からっても、23時から、見始めるのは問題なし。
すでに、残り35km最後の山二つの手前のスプリントポイントに差し掛かるところから。後続集団と約8分、あるようなないような。。。。
逃げ集団形成には最初は1時間は平均48km/hってどーよ、カンチェラーラDNSとか、相変らず減っていくブエルタ

逃げの中では、クネゴがやっぱりフィーチャー。サクソバンクのフグルサンクも入ってて気になるけれど、放送ではあまり注目度無いのはいいのか?、まぁ地味だけれど。
という先頭は2級の登りで、パロマレスがしきりにアタックを、まだはえーよ!とクネゴとデウェールトが抑える様子。その後ろ集団は、雨模様に入って、エウスカルテルのコントロール。街中石畳滑りそうなところでもハイペース。雨ですよ、バルベルデ大丈夫か?とすぐ後ろでガードのケースデパーニュ。
しかし、集団牽く2チームのアシストトラブルで一旦下がって、リクイガスコントロールへと。

パロマレスみんなで抑えてテンポで行くかと思ってた先頭グループ、しかし、以外にもクネゴが2級もまだ先の長いところで、飛ぶようなアタックで、一気に独走開始。誰もついてこないでも良いのか?と思っても、一人素晴しいペースで、軽々と登って行きますな。見てても速い。この時点で、集団と5分弱、可能性はこのままならありそう。

メインの集団は、リクイガスのコントロール。登り口もペース上げて集団伸ばす感じ。ケースデパーニュもエウスカルテルも同調してハイペースで登りへ。少し後方目に位置していたヘーシンクをラボバンクのアシストが登り口少し手前で引き連れて先頭グループに引き上げる動きが、なんとも絶妙。プロの仕事って感じでした。

メインの集団は、リクイガスがハイテンポで牽きまくる。すぐ後ろにエヴァンス、それにエウスカルテルとケースデパーニュが続く感じ、しかし両方アシストが今日は少なめ。それもどんどん少なくなって2級超えて、
リクイガスのシュミットの最後のアシスト速い。けれど、クネゴのタイム差はあまり縮まらない、クネゴ映らないけれど良いペースみたい。

シュミットも終えて、バッソ先頭のメインの集団。エヴァンスが勾配のきつい場所でアタック、付いて行くのはバッソ、モスケーラ、ヘーシンク。バルベルデサムエル・サンチェスは遅れていく、、、
雨なので、バルベルデ失速だー、やっぱり雨駄目なのかな、、、
しかし、2人はテンポで二人で登る。15%とか19%とかと言われる長い劇坂で、バッソエヴァンスもペースダウン、モスケーラが少し優位にヘーシンクがなんとかついていく。
サンチェスとバルベルデはテンポにしたのか、勾配の一段落なところからペースアップ。バルベルデは、サンチェスも一旦置き去りにして、踏み脚残したハイペースに。しかしサンチェスも戻して追いつき逆に逃げる。サンチェスは、ヘーシンクもパスして、モスケーラのすぐ後ろからさらに捲ってゴール3位。

総合争いの混沌のなか、クネゴは逃げ切りで優勝、それに全然映らない所で、フグルサンクが逃げ集団のなか残って2位に。

モスケーラまでは届かなかったものの、ヘーシンク、エヴァンス、バッソは置き去りにして、バルベルデが4位でフィニッシュ。

勾配に対するタクティクスって、難しいのを思い知らされた、コースでした。
雨だし、バルベルデ沈むかと思ってたのですが、そこまでの雨でもなかったようですか。そして、アシストが逆に足りない分、自分で切り拓いた動きが出来たのが良かったか。
プリトがいたら、自分でやってやるな気分であそこまで攻められなかったかもと思った、彼のキャラだし。

しかし、あとまるまる1週間も休み無くブエルタ続くのよねぇ。山頂ゴールは無いとは言うけれど、山頂下ってすぐゴールなんて明日もそうだし、気が抜けないところ。

菊田さん、今日もそうだが、解説はそのあたりよくわかってるので、ずっと出てコースの解説欲しい。